今日はCBDとうつ病の関係についてご紹介していきたいと思います。CBDは脳科学的にみても、うつ病に効果があるとか?!CBDがうつ病に効果的な詳しい理由やおすすめの摂取方法まで、盛りだくさんでお伝えするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【目次】
CBDが効果的?うつ病の症状や原因

CBDがもたらす、うつ病への効果についてお伝えする前に、まずはうつ病の症状や原因について詳しくご紹介していきます。うつ病には以下のようなさまざまな症状があります。
- 過度な不安
- 苛立ち
- 気分の落ち込み
- 意欲の低下
- けん怠感
- しびれ
- 関節の痛み
- 偏頭痛
など、他にも人によって色々な症状が現れることがあります。昔うつ病は「心の病」と言われ、言い換えれば“気の持ちよう”などと片付けられてしまう場合も多かったのですが、近年脳科学の観点から研究が進められ、疾患として治療が必要という認識が広まってきています。
ではうつ病の原因とは一体なんでしょうか?うつ病とは簡単に言うと、脳の神経伝達物質が正常に働いていない状態で引き起こる体の疾患のこと。脳には100種類以上の神経伝達物質が存在し、現在60種類ほど研究が進められています。その中でうつ病に大きな関わりがある3種類をまとめてモノアミンと呼びます。モノアミンはセロトニン、ノルアドレナリン、ドパミンで構成されていて、それぞれ安心・安堵・安定、活動意欲、期待・楽しみなどの感情に作用しています。これらモノアミンが欠乏したり異常が起こると、緊張、焦燥、不安、意欲低下、食欲低下など、うつ病のさまざまな症状が現れ始めるのです。
モノアミンは生活環境の変化やストレスなどに影響されやすく、一度欠乏するとなかなか自力で戻す事が難しいと言われています。でも、うつ病治療に用いられる化学薬品は副作用が強い物や依存性が高いものが多く、飲むのに戸惑ってしまいますよね。そこで注目されているのがCBDというワケなんです。処方箋が要らずECサイトで入手できるCBDがどうして、うつ病の観点から注目されているのでしょうか?次の項目で詳しくお伝えしていきます。
CBDがうつ病に効果的な理由

上でご紹介した通り、うつ病はモノアミンの異常などによって引き起こる可能性があることがわかりました。それではCBDは一体どのようにうつ病に効果をもたらすのでしょうか?
うつ病はモノアミンの中でも特にセロトニンが大きく関わっていると言われています。実際病院で処方される化学薬品のうつ病治療薬は、セロトニンを増やしたりコントロールする作用をもたらすものがほとんどです。また、漢方の処方薬には腸の動きを整えるものもあります。これはセロトニンの受容体である5-HTの多くが腸を含む消化器内に存在していることが関係しています。
CBDは5-HTと結合親和性があることがわかっており、ある動物実験では、CBDを体内に取り込んだことで、緊張や不安状態により速まった心拍数を正常に戻したり、血圧や体温を下げたり調整する効果が出たということです。
また、CBDはエンドカンナビノイドシステムに作用することで、内臓機能を調整する効能もあるとされ、腸内環境を整えるサポートも同時におこなってくれるのですよ。
セロトニンは女性ホルモンにも影響を与えていることから、CBDの結合親和性は女性特有の周期に訪れるイライラや一時的なうつ状態にも効果が期待されています。実際海外ではPMSや生理痛に処方するところもあるのだとか。自然療法にも用いられる天然成分のCBDなら、副作用や依存の心配もなく、安心して生活に取り入れることができますよね。
CBD摂取にはオイルがおすすめ

CBDは日本国内の精神科や医院でも取り入れられていますが、ほとんど同じ成分内容のCBDオイルがECサイトでも購入可能です。実際海外でも承認されている大麻由来の治療薬の多くが、アイソレート製法(CBD以外の成分を排除する製法)で作られた純度の高いCBD製品です。
ただし、ECサイトで簡単に買えるCBD製品の中には、危険な商品も存在します。THC(精神活性作用)が含有されていたり、不純物が紛れているニュースも目にしたことがありますので、安価に購入できる製品には注意してくださいね。CBDには色々な製品や摂取方法がありますが、中でもCBDオイルでの摂取がおすすめです。
【CBDオイルがおすすめの理由】その①安全性
CBDにはオイルだけでなく、Vapeやリキッド、スキンケアグッズやエディブル製品などさまざまなタイプがありますよね。実はVapeやリキッドなど、CBDを気化して肺に直接吸引するタイプは一番速効性や効果が期待できる製品なんです。でもどうしておすすめできないのかというと、それは安全性に問題があるため。Vapeやパイポなどの電子タバコに用いられるCBDリキッドには、PGやVGと呼ばれる希釈剤が入っています。これは普段私達が口にする添加物の1つで有毒性がないのですが、加熱しすることで体内に悪影響を及ぼすとされています。CBD Vapeなどはアメリカでも肺炎の原因などとして問題提起されていて、日本でも注意を呼びかけています。
また、スキンケア製品はもちろん肌には良いのですが、分布した表皮から約1cmほどの浸透力とされているため、うつ病改善に用いるのは不向きですよね。エディブル系、つまり食品CBDはお菓子などに含まれていることが多いのですが、基本的にCBDは全て輸入品となっているため、海外のお菓子にはさまざまな添加物や着色量が含まれています。いくらCBDがオーガニックだとしても、その他の成分に大量の添加物が用いられていたら意味がありませんよね。こうした理由からCBDオイルがおすすめなのです。
【CBDオイルがおすすめの理由】その②舌下に用いることが可能
CBDをより効果的に用いるなら、消化器を通さず体に取り入れるのがおすすめです。消化器官を通ってしまうと分解されて吸収率に影響を与えてしまうのです。そのため、毛細血管の多い舌の裏に垂らして用いることのできるCBDオイルをおすすめします。
また、速効性の面でも、食品系に比べて舌の裏に垂らして摂取する方が効果が速く実感できるとされています。舌の裏に適切量を垂らして数十秒~数分ほどキープすると、無数の毛細血管がダイレクトにCBDを吸収し、体内に巡らせてくれるのです。
【CBDオイルがおすすめの理由】その③外出先でも摂取しやすい
CBDオイルは外出先でも場所を選ばず摂取しやすい製品です。Vapeはニコチンなどタバコの有害成分が含有されていなくても、煙(気体)は発するため、喫煙所など外出時の利用に場所を選ぶ必要があります。でもCBDオイルなら舌の裏に垂らすだけなので、特に場所を選ぶ必要もありません。
また、ドリンクなどに入れても利用することができるので、オフィスで仕事中に利用したい人にもおすすめですよ。ドリンクに入れたCBDは消化器を通るため、上でご紹介したとおり舌に垂らすよりも効果の速効性や吸収面で劣る部分もありますが、ゆっくり緩やかに体内を巡るため、長時間効果が持続するとされています。仕事にストレスや不安を抱える場合が多い人は、ぜひ試してみてください。
最後に

今回はCBDがもたらす、うつ病への効果について詳しくご紹介しました。脳科学の面からみても、うつ病は体に悪影響な疾患です。体に優しい天然成分のCBDを用いて、心のケアをしてあげてくださいね。製品選びには充分注意しながら、CBDを生活に取り入れて心身ともに健康を目指しましょう!