今日はCBDとアルコールの関係について詳しくご紹介していきたいと思います。自粛が続いているなか、自宅でお酒を楽しむ人が増えています。よりリラックスしてストレスを緩和させるために、CBDを一緒に摂取できたら嬉しいですよね。今回は海外サイトを参考に、研究結果なども併せてお伝えしていきます。

【目次】
1.CBDとアルコールは同時に摂取してOK?
2.CBDで細胞へのダメージ軽減?意外な効果とは
3.CBDはアルコール中毒改善に役立つ?
4.CBD×お酒の楽しみ方
5.最後に
CBDとアルコールは同時に摂取してOK?

CBDとアルコールって、一緒に摂取すると「なんだか体に悪そう…」と感じる人も多いようですね。CBDはヘンプという大麻草の一種から抽出されているため、「お酒と摂取したらハイになるかも」というイメージが先行してしまっているのかもしれません。
でも、実はCBDとアルコールは一緒に摂取しても問題ないとされています。これまで健康被害も出ておらず、海外ではCBDが含有されたアルコール飲料や、バーではCBDカクテルなんかも販売されているんです!
ジョージタウン大学医療センターのJames Giordano所長によると、お酒やCBDによるリラックス作用は、どちらか一方を摂取した時よりも両者を摂取したときの方が影響が大きいと話しています。つまり、お酒とCBDをどちらも摂取した方が、よりリラックス効果が味わえるということですね。

また、ある実験によると、CBDは血中アルコール濃度を低下させる作用があるんだとか!アルコールを摂取した時と両者を摂取した時でそれぞれ血液検査をしたところ、両者を摂取した場合の血中アルコール濃度は、アルコールのみを摂取した場合に比べ大幅に低かったんだそうです。ただし、言動、行動、動作など確認したところCBDを摂取していても酔っている所見があったため、酔いをさましてしまうワケではないようですね。
CBDとTHCと違いハイになったり身体に悪影響があるわけではなく、アルコールとも相性が良いということがわかりましたね。ただし、CBDは製品によってそれぞれ摂取量が決められていますし、アルコールは飲み過ぎればもちろん体に悪影響を及ぼすので、摂取容量には十分に気をつけるようにしましょう。
参考:https://www.vice.com/en_us/article/j5npp7/what-happens-when-you-mix-alcohol-and-cbd
CBDで細胞へのダメージ軽減?意外な効果とは

CBDにはまだまだ効果がいろいろな効果が隠されています。Free Radical Biology & Medicineのマウスを用いた実験によると、アルコールを摂取する30分前にCBDを体内に取り込むことで、アルコールによる肝臓へのダメージが軽減する結果になったのです。
肝臓はアルコールを分解するだけでなく、体内に取り込まれたあらゆる毒素を解毒、蛋白質を合成、胆汁を分泌したりと、さまざまな働きをしています。過疎なアルコール摂取により肝臓細胞が破壊されると、これら全ての働きが停止してしまうことになりますよね。肝臓は生活習慣が原因で疾患を患うことの多い臓器です。アルコールを摂取する前後にCBDを摂取して、肝臓へのダメージを緩和させてあげることは、健康にもつながるということですね。
また、肝臓の負担が軽減し、アルコール分解がスムーズになれば二日酔いも緩和されます。普段から過度にアルコールを摂取している人は肝臓が疲れ気味になっている可能性があります。さらに、年を重ねるとアルコール分解力も低下します。これは二日酔いを悪化させる原因となりますよね。CBDで肝臓をいたわり、二日酔いの悩みも改善してみましょう。
CBDはアルコール中毒改善に役立つ?

最近の研究では、CBDがアルコール中毒症の改善にも役立つことが明らかになってきています。日常的にアルコールをマウスに摂取させ、アルコール中毒症の症状がみえるようになったところに、CBDを定期的に摂取させてみたのだそうです。すると、アルコールの摂取量が減少し、中毒性もみられなくなったという結果に!
もちろんマウスを使った実験なので、まだ人間にどれほどの効果があるのかわかりませんが、専門家がさらなる研究を重ねることで人体にも良い結果を与えると予想しています。
CBDはアルコール意外にもタバコやドラッグによる中毒症状にも用いられているという前例もありますので、依存症に何らかの影響があるのかもしれませんね。
参考:https://www.healthline.com/nutrition/cbd-and-alcohol#recommendation
CBD×お酒の楽しみ方

CBDをお酒と楽しむときは、オーガニックのCBDオイルと摂取するのがおすすめです。舌の下に垂らして使えば30分程度でリラックス効果を感じられますよ。CBDオイルにはさまざまなフレーバーやアロマが含まれているものがあり、香りを味わいながらお酒を楽しむ事ができます。ただし、上記でもお伝えしたとおり、作用が身体に影響しやすくなるため、眠気などの症状が出ることも考えられます。CBDとお酒を楽しみたい時は、自宅でゆっくりできる日に、容量を守って試して見てくださいね。
最後に

今回はCBDとアルコールの関係についてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?CBDは未だ研究段階の新しい成分のため、お酒との摂取についても多くの結果が出ていませんが、今後さらなる研究が進められていくことになると思います。自粛要請が長引いている今、ストレスを溜めすぎず、自宅でのんびりCBDとお酒を楽しんでみるのも良いかもしれませんね。ぜひ参考にしてみてください。